天孫降臨ひむか共和国_情報誌『himuka』 天孫降臨ひむか共和国_情報誌『himuka』 天孫降臨ひむか共和国_情報誌『himuka』

ひむか共和国の話題

門川の干物は大人気

Posted on 2014-07-10

門川町

門川といえば干物、たくさんの加工所で魚を開いて、あるいはそのまま塩をして干す。シンプルな作業が毎日毎日繰り返される。 潮風と太陽が魚を更 に美味しくしてくれる天日干し。何と言っても昔ながらの天然の美味しさが魅力だけれど、見張りがついていなければ、すぐに猫やカラスが頂戴しにやって来 る。彼らにしたら当然の事だろうが、作る人にしてみれば困ってしまう。だからこんな看板が要るんですな、猫様も文字が読めると見える。

kadogawa006
kadogawa002
一方、最近では少々様変わりしてきた部分もある。季節や天候や猫やカラスの気分に左右される天日干しでは安定して大量の干物を作れない。そこで老舗で大きな加工会社は衛生的で機械化された生産設備を整えてきた。

昭和初期に門川で鰹節を作り始めた水永水産は、煮干しやちりめん、そして干物の生産と規模を拡大し、現在では三つの加工場で県内屈指の生産量を誇る老舗である。
黒木常務の案内で加工場を見学させていただいた。白衣にマスク帽子に長靴を着用、エアーシャワー、足下消毒をすませて中に入る。
猛烈なスピードでステンレスの網に並べられるホッケ、背開きも専用の機械であっという間。温度管理された乾燥室で風に当て、一番美味しくなった瞬間に今度は一気に冷凍される。
ああ、これならどのホッケを取っても変わらずに美味しいはずだ。猫やカラスにかっさらわれる心配も無いばかりか、髪の毛一本くっつく心配もない。こうやって全国の人が安心して毎日干物が食べられるんだ。
kadogawa003

kadogawa004

あまりにもシステム化された加工場に少し拍子抜けした感があったが、昼休みの休憩室にほっとさせられた。サラめし中の従業員さんたちのにぎやかな笑い声は確かに港町門川のお母ちゃんたち。この人たちが作っているんだから美味しい事間違いなし。

kadogawa005

kadogawa001

「それじゃ誰だか分かりませんが・・」
最後まで、マスクを外さなかった黒木常務
「衛生管理が一番大事ですから」と これも職人魂ですね。

RSS Feed  Tags:
Posted in ひむか共和国の話題 | Comments Closed

Related Posts