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ひむか共和国の話題

五ヶ瀬の特ホル丼

Posted on 2014-07-10

五ヶ瀬町

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今、話題のB級グルメ、ご飯に千切りキャベツを敷きつめた上に香ばしく焼いた特ホルを盛る。
『特ホル丼』の生まれた店を訪ねた。

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先代から引き継いだ『宮部の特ホル』は豚のハラミを丁寧に下ごしらえしてタレに漬け込む。三十数年前からあった商品だが、真空パックして遠くまで持ち帰ることが出来るようになった十年ほど前から口コミで人気商品に成長してきた。
黙っていてもお客さんが宣伝してくれる。常連さんが美味しい食べ方のチラシまで作ってくれる。特ホルを鍋にしたら美味しいと、スープも商品化。キャッチコピーは『消防団推選!』。
白ホルモンを美味しく食べるための塩は釣り仲間の名前をいただいて『黒塩二郎』と『紅塩直人』。

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そんな宮部さんのユーモアとセンス、商品の旨さ‥‥小さな町の人通りもほとんどない商店街の肉屋さんの繁盛の理由はそれだけではないはずだと思いながら奥さんや従業員さんたちの働きを見ていた。

と、近所のおばあちゃんが一人、店に来るなり椅子に腰掛ける。あれこれと肉を注文して、奥さんがそれを袋に詰める。
「ずっとここで買い物を?」
尋ねるとおばあちゃんは頭上の額を指して、恥ずかしそうに
「ずっと前から‥‥」と笑って答えてくれた。写真は今の店舗の向かいにあった以前の店と当時の価格表、ずっと変わらぬ常連さんだ。

買い物が終わると奥さんはキャベツが入った袋を抱えて、ごく普通の事のようにおばあちゃんを家まで送って行った。連れ立って歩いていく二人を見れば、なるほど、なるほど‥‥

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未来の夢はなんですか?と尋ねると、宮部社長はこう答えた。
「若い人たちに商売は面白いって事を分かってもらう事。そしてこの商店街に昔のように幾つもの店が並んで、地元の人、遠くから来るお客さんの笑顔があふれる事ですね。」

宮部の特ホルが売れるのは「美味しいから」だけでは無い。本当の理由がストンと腑に落ちたところで、
「ご夫婦で写真を‥‥」
お客さんの笑顔もいいけれど、ご夫婦の笑顔は、特ホルと同じくらい、いやもっと美味しいかも?ですよ。
はい、カシャリ!っと。

 

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